2010年にタイ王国の天然資源・環境省に環境保全活動への支援として行った寄付金で、このたび海洋環境保全のためのハンドブックがプーケット海洋生物研究所から発行されました。

　当社連結子会社のタイヨコレイが進出している同国は、世界屈指のサンゴ礁を有することで知られています。サンゴ礁には多様な生物が生息し、漁業だけでなく、有名な観光スポットとなっています。近年、地球温暖化による海水温上昇のため、サンゴの白化現象が起きるなど、サンゴ礁の減少が世界各地で問題となっています。同国でもそれらを食い止めるためにサンゴの移植作業など、様々な保護活動が行われています。

　当社は、2010年にタイヨコレイ設立20周年の節目として、同省の環境保全活動に支援を行いました。今回発行されたハンドブックは、この支援を基に製作されており、サンゴの生態や、保護活動の重要性が描かれています。漫画（イラスト）と水中写真を使用した、簡単で分かやすい内容となっているため、現地小中学生用の教材として、プーケット県、ラヨーン県、チャンタブリー県、トラート県等の各地域で広く使用されています。

　当社は今後も社会貢献活動を積極的に推進してまいります。