マテリアリティ

ヨコレイは、社会課題から事業に対するリスクと機会を特定し、重要な経営課題(マテリアリティ)を抽出しました。

環境変化、リスクと機会

気候変動(温暖化)

  • リスク 自然環境の変化やウイルス・病害虫の発生などによる、漁獲量、生産量の減少
  • リスク 飼料コスト(植物・動物)上昇に伴う養殖水産物、畜産物の調達コスト上昇
  • リスク 脱炭素・省エネ設備導入コストの増加
  • リスク カーボンプライシングの導入等に伴う冷蔵倉庫稼働電力コストの増加
  • リスク 気温上昇に伴う冷蔵倉庫稼働電力コストの増加
  • 機会 平均気温の上昇に伴う食料品の低温管理需要の増加
  • 機会 環境に配慮した冷蔵倉庫、物流サービスへの需要の高まり
  • 機会 環境に配慮した商品(水産エコラベル認証取得製品等)への需要の高まり
  • 機会 設備の省エネ化によるエネルギーコストの減少

主要な取り組み

  • 環境に配慮した商品の取り扱いを強化(ASC、MSC認証製品等)
  • 食品販売事業における調達先の分散化
  • 安定調達のための生産者との協業を強化
  • 低炭素・脱炭素に寄与する環境配慮型冷蔵倉庫の建設・運営
  • 省エネ機器の積極的な導入による温室効果ガス排出量の削減
  • 屋上太陽光発電の導入による再生可能エネルギーの創出
  • 再生可能エネルギーへの切換
  • 自然冷媒への切り替えによる温室効果ガス排出量の削減
  • 電力消費量の見える化(BEMS)を活用した電力消費量抑制
  • 運送事業者と協働で物流の効率化に取り組み、温室効果ガス排出量を削減

自然災害

  • リスク 水・畜・農産物の漁獲量、生産量減少に伴う仕入価格の上昇及び代替品調達コストの増加
  • リスク 冷蔵倉庫の操業停止やサプライチェーンの寸断に伴う売上減少
  • リスク 被害施設・設備の修繕コスト増加
  • 機会 災害に強い施設への需要増加

主要な取り組み

  • BCP対策の継続的な検討と見直し
  • 災害に強い冷蔵倉庫の建設(BCP対応型物流センター)
  • 自然災害の少ない国、エリアでの養殖事業展開
  • 調達先の分散化、新規開拓

経済状況及び事業環境

  • リスク 市場の需給バランス調整による荷動きの鈍化、保管量減少
  • リスク 原材料や燃料価格の高騰に伴う商品調達コストの増加
  • リスク 物価高騰による冷蔵倉庫建設コストの上昇
  • リスク 他業種からの低温物流への参入等による競合企業との競争激化
  • リスク 急激な為替変動による収益悪化
  • 機会 冷凍食品等加工度の高い食品の保管需要の増加
  • 機会 Eコマース拡大等に伴い、より物流効率の優れた施設へ需要が増加

主要な取り組み

  • 冷蔵倉庫の建設
  • 情報収集
  • 物流総合効率化法の認定取得
  • 複合型マルチ物流サービスの展開
  • 通関事業の拡大
  • 為替予約取引
  • コスト増加分の価格転嫁
  • 仕入先・販売先の分散化、商品バランスの見直し

人材確保

  • リスク 冷蔵倉庫内の作業人員不足による冷蔵倉庫事業の継続難化
  • リスク 労働環境の整備・改善がなされないことによる人材流出
  • リスク 国内の少子高齢化と人口減少による人材採用・確保の競争激化に伴うコストの増加

主要な取り組み

  • 省人化・自動化システムの積極的な導入
  • 女性を含め、多様な人材が働きやすい職場づくりの推進
  • 社内教育制度の強化
  • DXの推進
  • ブランディングによる知名度向上
  • 人事制度改定による働きがい向上及び人的資本の強化

商品・サービスの品質・安全性

  • リスク 商品・サービスへの品質クレーム・トラブルによる顧客からの信頼低下
  • 機会 顧客満足度向上によるヨコレイ品質・ブランドへの信頼獲得
  • 機会 ステークホルダーへの適切な情報公開による信頼獲得

主要な取り組み

  • 全冷蔵倉庫フードディフェンス完備
  • 社員オペレーションによる冷蔵品質向上
  • 食品品質管理室による管理
  • 品質管理に関する教育・研修の強化
  • 製造委託工場との関係強化
  • 適時・適切な情報開示

地球環境との共生

会社の対応

  • 環境配慮型冷蔵倉庫の運営による環境への負荷軽減
  • 他社との協働による温室効果ガス排出量の削減
  • 環境に配慮したサプライチェーンの構築

マテリアリティに対する長期目標

  • エネルギー利用の効率化による消費量削減と再生エネルギー使用量の拡大
  • 自然冷媒への移行促進等による温室効果ガス排出量の削減
  • 廃棄物の適切な処分とリサイクルによる環境負荷の低減
  • 海洋生態系の保全

2025年の取り組み

  • 環境配慮型の冷蔵倉庫3拠点完成(自然冷媒採用、太陽光発電能力アップ)
  • 既存冷蔵倉庫1拠点で自然冷媒冷凍機への入替実施
  • 既存冷蔵倉庫2拠点への太陽光パネル設置
  • ASC/MSC認証水産物の取り扱い継続

KPI

  • 自然冷媒導入率
  • 太陽光発電能力及び発電量
  • 収容能力当たりの温室効果ガス排出量
  • ASC/MSC認証水産物の調達実績

働きがいのある職場づくり

会社の対応

  • 意識改革(オープンコミュニケーションの促進及び対話の重視)
  • 省力化・省人化の推進
  • 従業員の多様性に対応した労働環境の整備
  • グローバル人材の獲得

マテリアリティに対する長期目標

  • 労働力不足に対応する施策の強化
  • 働きやすい職場環境の整備
  • 女性活躍の推進等、人材の多様性確保のための施策を実施
  • 労働安全衛生の確保、徹底

2025年の取り組み

  • 働きがいアンケートの実施• DXの推進継続(RPAの全社展開等)
  • ペーパーレス化推進(帳票の電子配信等)
  • スマートオフィスの推進継続
  • 内部通報外部窓口の設置

KPI

  • 働きがいを実感している従業員の割合
  • 女性総合職比率
  • 女性管理職比率
  • 障がい者雇用比率
  • 育児休業取得者数、取得率、復帰率
  • 従業員の研修実施人数、累計時間

より高い品質・サービスの提供

会社の対応

  • ヨコレイ品質の深化• 教育、研修の強化
  • IT、ロボティクスへの投資
  • 独自商品の開発と販路構築
  • 顧客のサプライチェーンマネジメント課題解決に向けたサービス提供
  • 他社との協働強化

マテリアリティに対する長期目標

  • 食料の安定供給
  • 食品廃棄物の削減
  • 安全な製品・サービスの提供体制の構築

2025年の取り組み

  • 食品販売のプロフェッショナル人材の育成強化
  • 完全自動倉庫2拠点完成
  • 関連会社と連携した中継輸送の取り組み強化(2024年問題に対応)
  • 通関事業の営業エリアの拡大

KPI

  • オートメーション化システムの導入件数

地域社会とともに発展

会社の対応

  • 全国各地、ASEAN地域への冷蔵倉庫の建設
  • 寄付、協賛等による社会貢献活動

マテリアリティに対する長期目標

  • 地場産業の活性化を促進
  • 環境、社会に配慮したサプライチェーン全体の協力体制を構築

2025年の取り組み

  • 冷蔵倉庫新設
  • 事業内容を活かした社会貢献活動(食材、保管場所提供等)
  • スポンサー・協賛活動の継続

KPI

  • 寄付実施件数、金額

経営基盤の強化・健全性の確保

会社の対応

  • 組織改革(迅速な情報共有と連携の強化)
  • 人事制度の改革
  • 資本効率性の向上及び財務の健全性の維持
  • 海外リスクの監視強化
  • 健康経営の推進
  • 開示の拡充

マテリアリティに対する長期目標

  • コーポレートガバナンスの充実
  • BCP体制(自然災害への対応や情報管理など)の構築
  • 法令順守、コンプライアンスの徹底
  • サステナビリティに関する取り組み強化と積極的な開示

2025年の取り組み

  • BCP対策の見直し、強化
  • リスク管理部の新設
  • リスクマネジメント委員会の設置
  • 健康経営優良法人2025(大規模法人部門)の認定取得
  • 開示の更なる拡充

KPI

  • 格付(日本格付研究所)
  • 自己資本比率
  • ESG評価機関のスコア