ニュースリリースNEWS

2021年新着情報

  1. Home
  2. ニュースリリース
  3. 2021年新着情報(2021/08/05)

平戸アイスファクトリー竣工のお知らせ

2021/08/05

 8月5日、当社は長崎県平戸市に「平戸アイスファクトリー」を竣工しました。同日、現地にて竣工式が執り行われ、来賓の金子原二郎参議院議員、黒田成彦平戸市長、当社役職員、施工関係者が出席しました。
 
 建設地の田平港は、巻き網の運搬船など多くの漁船が頻繁に往来する、五島西沖海域の水揚港です。水産品の運搬のため、特に夏場は大量の氷が必要となりますが、以前、田平港にあった製氷工場は老朽化によって廃止されたため、現在は周辺漁港まで氷を買いに行く手間とコストがかかっており、当該地域から製氷工場の新設が切望されていました。
 
 当施設は、自動製氷システムおよび無人販売機の導入により、製氷から販売までの完全自動化・無人化を実現しました。「全自動・無人化・24時間稼働」の製氷工場としては、国内最大級の施設となります。
 活水装置に通した水を自然冷媒冷凍機で凍らせることで、透明で溶けにくく、水産品の鮮度保持に最適な氷に仕上がります。貯氷庫は、床全体が稼働式となっているため、長期間保存しても残氷や根氷が発生せず、自動で全量排出が可能です。生産された氷は、ICカード形式の無人販売機で24時間いつでも購入可能で、購入者が販売機を操作すると、エアー搬送システムによって貯氷庫から氷が運ばれ、ホースから排出される仕組みとなっております。製氷用冷凍機には、省エネ効果に優れたノンフロン高効率自然冷媒冷凍機を採用するなど、地球環境にもやさしい施設です。
 
 竣工式では、会長の吉川が出席者へ感謝の意を表すとともに「全自動の製氷工場としては日本最大級の、すべてがSDGsの各種目標達成にのっとった施設が完成した。平戸の方々と共存共栄を図りながら地区の発展に寄り添いたい」と述べました。


 
  
当社会長の吉川

 
金子原二郎 参議院議員


黒田成彦 平戸市長          
 
  
 
〇平戸アイスファクトリーの概要
名称 平戸アイスファクトリー
所在地 長崎県平戸市田平町山内免字城山535番11
構造・規模 鉄筋コンクリート造 2階建て
敷地面積: 1,404㎡ (429坪)   
延床面積:   812 ㎡ (246坪)
建築面積:   477 ㎡ (144坪)
製氷能力 日産40t (20t×2基)
貯氷設備 300t
主な設備 ノンフロン自動製氷システム
高効率自然冷媒冷凍機
キャタピラ貯氷庫 他





 

新着情報一覧